
筆者は是迄、マンション起業のスタートアップに4番目入社したり、東証プライム市場の会社で就業したりと、様々な企業フェーズの企業合計4社で経験を積んできました。 当然酸いも甘いも経験してきたわけですが、常に自分が自分らしくある為の戦いであったとも認識しています。
本記事では見てくださる方々が自分らしさを見つけ、また見つけたらしさを磨き続けられる為のお話をしていきます!
「真の心理的安全性の担保に必要な3つの要素」という記事の中で、心理的安全性の担保のためには個々の自律と価値観の矯正が必要であるという話をしています。とても反響が大きかったので、“自律”というキーワードに着目して深く考察をしていければと思っています。

目次
前段
仕事をしている中で強く感じる事として多いのが、自律的に仕事をすることが日本組織においては難しいことなのではという感覚です。
社外であれば、
「そこは御社で決めてよ。。」
社内であれば、
「どこ向いて仕事してるのよ。。」
そんなことを感じることが多々あり、前まではそんな現状に筆者はカリカリしたり何とかしたいなと思って苦心したりしていたのですが、もう少し俯瞰的に『何故そうなってしまうのか』を考察することで少し違う気づきがあったので、その内容をシェアできればと思っております。
シェアしたいポイントは表題の通り、ヒエラルキー組織で真の自律性は養う難しさという話なんですが、何故そう感じたかというところから記載していきます。そもそも、私が考えるヒエラルキー組織とはどんな組織かというところから言及したいと思います。
ヒエラルキー組織とは

組織を大きな成果や結果を挙げる為の“機能”と考えている団体
つまり、資本主義社会の中での成長を市場や株主に対して約束している企業と言い換えることが出来るのではないかと思っています。上記の様な企業の目的は(本当は目標だが)、常に売上・利益を求めるということになります。
そうなると、いかに効率的に組織運営を行い、少しでも売上を伸ばすか、利益を求めるかが重要になってきます。
効率的・効果的という言葉を聞くと、機械の様な無機質なものをメタファーとして感じます。本当は人という”感情”を持つ機械とは最も離れた材料を、機械の様にピースにあてはめる事が必要になってくるのです。
そんな形で、組織が大きな機械と化し、司令室から送られてきた命令をいかに的確に・迅速に遂行するのかを重要視する組織のことを、筆者はヒエラルキー組織と捉えています。
当然司令室が全ての情報を握っており、末端の機能になればなるほど情報は入ってこない。そんなこともイメージ出来るかもしれないです。
当然ヒエラルキー組織におけるキーマンは司令室です。上場企業であれば市場となるし、未上場企業であればオーナーと言う事になるかもしれません。
ここからが本題ですね。では、何故ヒエラルキー組織だと自律性は養われないのかと言うところについてですね。
何故ヒエラルキー組織だと自律性は養うのが難しいのか
ポイントは把握している情報量と質の違い
上段で記載した様に、司令室から遠くなればなるほど(その典型が役職の違い)情報量が少なくなってくるのがヒエラルキー組織の特徴です。
情報量の違いによって上位役職者がうまく下位役職者をコントロールし、組織を効率的に運営する。そんなことが当たり前の様にマネジメント論として語られており、以下に部下にシンプルに動かせるかがマネジャーの手腕ということを言っている組織もあります。
この構造が成り立つ限り、本質的な自律性は養われることはないと思うのです。
情報格差が大きいことが自律性を養うことを阻害する
何故か!
下位役職者は意思決定できないからです!
把握している情報量の違いは、意思決定を最終的には上位役職者に判断を委ねるしかできないため、自分で考え判断することをやめてしまうのです。
たとえ限られた情報の中で提案したとしても、
「もっと視座を高く持ってよ」
「全社最適で物事考えてよ」
という話によって自分の提案がスパッと跳ね返されたり、無下にされたり。(当然上記の様ではない正当な理由も多いと思いますが)
そんなことを繰り返していく中で、尖った人も徐々に自律性を発揮した業務推進しができなくなっていき、顧客ではなく上をみて仕事をしていく事が当たり前になってしまうのだと思います。
なぜ半沢直樹や下町ロケットがサラリーマンに人気があるのか?
古いですが、なんで半沢直樹や下町ロケットがサラリーマンに人気があるのでしょう?
私は、実際自分はしたくてもできないことをやっている主人公に自己投影しているのだと思っています。
実際は、言いたいけど言えない。いう勇気もないし、いった所で自分自身にメリットがないとわかっている。
そんな葛藤をスカッと解消してくれることを、テレビ画面を通じて期待しているのではないでしょうか?
纏めです。
組織の特徴への理解が、キャリアを考えていく入り口になる
ヒエラルキー組織悪し憎しではありません、寧ろ組織が効率的にパフォーマンスを発揮する上で非常に秀でた組織形態である事は歴史が証明しています。
伝えたい事は、組織の特徴をきちんと理解した上で、適切なコミュニケーションをとったり、自身のキャリアについて考えていく必要があるという点です。
ヒエラルキー組織で自律性を養う難しさについて纏めてきました。
何かこの記事を見ていただいた方が、自身と自組織と向き合うきっかけになる様な情報がお伝え出来ていれば嬉しいです。
“自分らしく働く”というキーワードに関連する記事を複数作成していますので、興味があれば他記事も読んでみてください。


