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国家資格キャリアコンサルタントの取得に必要な費用と準備とは?

筆者 :

( プロフィール )


国家資格キャリアコンサルタントになるには、どんな準備が必要なのか?またいくら費用がかかってくるのか?

本記事では、キャリアコンサルタント資格取得を検討されている方や、これから準備を始めようとされている方向けに、必要な費用必要な準備についてお伝えできればと思っています!


筆者は是迄、マンション起業のスタートアップに4番目入社したり、東証プライム市場の会社で就業したりと、様々な企業フェーズの企業合計4社で経験を積んできました。

その経験を通じ自覚し言語化した「転機に挑む人の安全基地になる」という自身のキャリアプランを実現していく為には、転機に挑む人の価値観やキャリア観を理論に則り言語化支援出来るスキルとそのスキルを客観的に裏付ける事実が必要と感じ、標題の「キャリアコンサルタント資格」の取得ができればスキルの証明になるのではと考え、資格取得しました!

国家資格キャリアコンサルタントの試験結果通知書と、キャリアコンサルタント登録証。結果通知書には、学科・実技の判定と得点、合否が記載されています。

キャリアコンサルタント試験は、学科・実技(論述&面接)に分かれていて、上記の通り明確に合格基準が決まっている絶対評価での合否となります。

筆者は、2023年11月5日に筆記&論述・同年11月18日に面接が実施されたキャリアコンサルティング協議会主催の第24回の試験を受けて、なんとか一発合格をいただく事が出来ました!(学科試験合格率:53.0% / 実技試験合格率:65.8% / 同時合格率:45.2%で、学科試験は難易度がかなり高く実技試験は例年より少し易しい回だった様です。 ※キャリアコンサルティング協議会の公式発表数値

独学でなんとか乗り切った形で、振り返ってみるともっと効率的で身になる進め方があったと感じている部分も正直ございますので、その辺りもお伝えできればと思っています。

本記事では、キャリアコンサルタント資格取得を検討されている方や、これから準備を始めようとされている方向けに、必要な費用必要な準備についてお伝えできればと思っています!

satoaki

▼筆者プロフィール▼(

スタートアップ〜上場企業まで、様々な事業/組織フェーズの企業で、ヒト(人事・採用支援・研修コンサル)とコト(営業企画・マーケ・内勤営業・新規営業・既存営業 等)両面で経験を積む
現職はIT企業の内勤営業部門責任者として15名程度のマネジメントに携わった後、経営企画として担当領域の戦略検討とKPI管理を担当

2020年3月に個人事業主として開業(現職と兼業中)、コンサル企業/研修企業/医療サービス運営企業等で、事業推進・組織開発・運営支援(メンタリング・コーチング)等のミッションを担う

国家資格 キャリアコンサルタント

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目次

1. キャリアコンサルタント資格とは

資格の概要

キャリアコンサルタント資格は2016年4月施行の職業能力開発促進法において国家資格と定められている「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行う」とする、キャリア形成の実現を支援する専門家です。

企業、需給調整機関(ハローワーク等)、教育機関、若者自立支援機関など幅広い分野で活躍しています。

資格者数は74,612人(2024年5月末現在)

厚生労働省は、2014年にキャリアコンサルタントとキャリアコンサルティング技能士の累積養成数の目標を10万人としました。この目標は、2023年3月に累積養成数が約10万7,000人となり達成しましたが、近年の社会環境の変化の中でキャリアコンサルタント活用の必要性が指摘されており、社会的役割への期待も高まっています。
キャリアコンサルタントは、今後もますます求められていくことでしょう。

受験資格

受験資格は以下4つのいづれかとなっています。

  1. キャリアコンサルタント養成講習の修了者
  2. 3年以上のキャリアコンサルティング実務経験者
  3. キャリアコンサルティング技能検定の学科試験または実技試験の合格者
  4. 上記の項目と同等以上の能力を有する者

筆者は2に該当したため、養成講習等は受けずに独学で取得試験に臨んでいます。

尚、キャリアコンサルタント試験受験者のうち、約9割が「1.キャリアコンサルタント養成講習の修了者」と言われています。キャリアコンサルタント養成講習は20を超える団体で実施され、特徴や費用、日程もさまざまとなっています。

試験構成

冒頭にもお伝えしましたが、以下の様な構成となっています。

キャリアコンサルタント試験の項目と試験時間や、各項目毎の合格基準についてまとめてある図

※面接は、試験を主催する団体によって評価項目が以下の通り異なり、定められているそれぞれの項目での満点の40%以上の得点が基準となります
・キャリアコンサルタント協議会の場合・・・「態度」「展開」「自己評価」の3つが評価項目
・日本キャリア開発協会(JCDA)の場合・・・「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」「振り返り」「将来展望」の5つが評価項目

合格率

これまで25回(2024年6月時点)実施をしてきており、各回推移は以下になります。

キャリアコンサルタント試験の合格率推移を記載している表

第1回~第25回のキャリアコンサルタント試験の合格率の平均は学科試験62.69%、実技試験64.98%、学科/実技同時受験の場合は49.69%となっています。

ちょっと推移がわかりづらいので、折れ線グラフにするとこんな感じになります。

キャリアコンサルタント試験の合格率推移を折れ線グラフで見せている図

回によって凸凹(近年は1回毎に難易度が上下にぶれてそうですね)はありつつも、だいたい合格率は50~60%を推移しており、受験生の約50%以上の方が合格とイメージしていただければと。筆者が受験をした回は第24回なので、ちょっと難易度が高かった回に該当するかと思います。

受験資格の取得に関する時間と諸経費や試験内容の中に実技試験があるので、この数字だけを見て難易度を判断するのは危険だと思いますが、合格率だけを見ていうのであれば、国家資格の中では比較的取得しやすいと呼ばれる資格に該当するかもしれません。

資格取得のメリット

業務独占はないが名称独占の資格

国家資格の取得を検討する際にチェックすべきは、独占業務が存在するのかという事です。当然資格を取得するからには仕事に活かしたいという思いがあるはずですので、「この資格を持っていないと携われない仕事があるか否か」が重要なポイントになってきます。

キャリアコンサルタント資格は、いわゆる独占業務というものは存在しません。ただ、名称独占という、資格を持っている人だけが、その名称を名乗ることができる資格です。まぎらわしい名称を用いることも禁止されています。(キャリアコンサルタントは30万円以下の罰金に処されます)

自身の身上を説明する上での肩書として用いれるか用いれないかという観点で考えると、仕事に活きてくるか否かがまた変わってくると筆者は考えています。

また、独占業務は存在しませんが、当然キャリアコンサルタント資格保有者が優遇される業務は存在します。大きく言うと「キャリア相談や支援に携わる仕事」なんですが、具体的に言うと以下とかが当てはまります。

有資格者が優遇される業務

  1. 教育機関(大学等)でのキャリアセンター職員
  2. 企業内キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)
  3. 職業選択支援/転職支援コンサルタント
  4. キャリアコーチ

3,4つ目などは、資格がなくても人員募集自体が多く優遇とまではいかない(活かせる程度)かもしれないですが、1,2つ目は実際に筆者が資格取得をした後でしかオファーが来なかった案内やオファーが来たりしています

実際に、リクナビNEXTという国内最大級の転職媒体で「キャリアコンサルタント 資格」で検索したところ、664件ヒット(2024年6月13日時点)しています!需要は大きく、仕事獲得に活かせる仕事といって良いのではと思います。

リクナビNEXTで「キャリアコンサルタント 資格」で検索した結果、644件の検索結果が出た

2. キャリアコンサルタント資格取得の為に取るべき勉強法

準備が必要な書類やそのほか諸々

実際に行った勉強法

前章では、資格自体についていろいろ説明してきましたが、ここからは本題である「勉強の進め方」と「核にしたリソース」の2つの観点でお伝えしています。

勉強の進め方

(1)核となる書籍の選定

まず、「これだけやりこんでおけば合格まで結構持っていけるよ?」という情報をWeb上で漁りまくりました。検索ワード「キャリアコンサルタント試験 合格 本」「キャリアコンサルタント 合格 簡単」「キャリアコンサルタント 合格 短期間」。

あったら嬉しい資格だけれども、ないとダメな資格だとも思っていなかったので、あまり時間をかけずに合格ラインまで持っていきたいという思惑があり、上記の様なアプローチをしました。

そして、最終的に見つけたのがこちらの本です。

(2)受験時期と勉強のステップについての検討

そもそもいつ試験をしているのか。試験運営団体がいくつあるのか。試験科目はなんなのか等の情報が全くありません

ここは購入した書籍に要約されていたので、ここを読んで、①受験エントリー・②試験運営団体の選定・③勉強開始スケジュールの確保を行いました。

実際に2023年7月8日に行った設定はこちら。

1つずつ、意思決定背景を説明していきます。

①第24回 キャリアコンサルタント試験(2023年11月5日(筆記試験)/11月18日(実技試験))の受験エントリー

資格試験というのは、だいたいどの程度勉強時間が必要かは情報を探せば出てきます。また、キャリアコンサルタント試験は「養成講座」と言うものがあるので、だいたいその時間が何時間かを複数の情報を参考にしながら算出しました。

対筆記試験必要勉強時間:65時間

実技試験は実務経験と筆者の特性を鑑みて得意領域と感じたので、11月5日迄は対筆記試験のみに時間を使う算段で計算しました。(実技試験対策は11月6日以降で実施)
また、多くの情報では、筆記試験に必要な時間は100〜150時間とありましたが、サクッと資格取得をするために必要時間の半分で取ろうと決めていました

上記の必要勉強時間から逆算して、無理のない範囲で勉強続けられるスケジュールを考え、受験回を決定しました。

因みに、ここでいうひっきしけんんとは、学科試験と論述試験の2つについてとなります。(実際に学科試験を行う時に論述試験も合わせて行うスケジュールになっています

②キャリアコンサルティング協議会主催の試験

そもそも、なんでキャリアコンサルタント協議会を選んだのかですが、簡単に言うと実技試験が筆者の経験知を活かし易いと判断したからです。
日本キャリア開発協会(JCDA)との違いは、以下の通り。

キャリアコンサルタント協議会と日本キャリア開発協会(JDCA)の違いについて、学科試験・実技試験それぞれで記載をしている表

実技試験 > 論述試験の差分は、「事例の記録方法」にあります。問い自体に大きな差分はなく、クライエント(相談者)の問題点と今後の展開について順をおって記載していく流れになります。

  • 事例記録とは・・・面談内容をキャリアコンサルタントが客観的にまとめ直した記録の事。要約された相談事やピックアップされている発話内容を読み解きながら考えていくスタイルになります。試験では事例記録を読み、相談者が相談したかったこと、キャリアコンサルタントの意図、受験者自身が考える相談者の問題、今後の進め方の方針を問われます。
  • 逐語記録とは・・・発話内容をそのまま文章化した記録の事。口語体でのやりとりを見ながら考えていくスタイルになります。試験では、対応のちがう2つの逐語記録を読み、応答のふさわしさ、受験者自身が考える相談者の問題、今後の展開を問われます

実技試験 > 面接試験の差分は評価項目が異なる点です。面接は15分間のクライエント(相談者)とのロールプレイになるんですが、やりとりを通じてどこまでクライエント(相談者)の相談内容を解決に向けて進めていくかが論点となります。

面接はシステマティックアプローチに則り面談を展開する事が期待されており、そのステップにおける「問題の把握」が試験合格の為の最低条件となっています。その前提を踏襲した上での各団体での評価項目の差分はこちら。

キャリアコンサルタント協議会

進み方

  • 初めにクライエント(相談者)から悩んでいることや考えについて2~3分程度話がされ、そこについてキャリアコンサルタントがポイントをつまみながら深掘りをしていくスタイル

評価項目

  • 態度:キャリアコンサルタントらしい態度かどうかです。受容(批判や避難の目を向けることもなく、受容的な態度で話し手に接すること)・共感(話し手がどのように感じているか、考えているかを、できる限り正確に知ろうとすること)・一致(聴き手自身が心理的に安定していて、ありのままの自分を受け入れていること)の三原則と同義となります
  • 展開:15分間の最初と最後でクライエント(相談者)が話している内容に進展があるか・堂々巡りしていないかとなります
  • 自己評価:面接後に口頭試問の時間があるのですが、そこでの受け答えが自己客観視できていたか、キャリアコンサルタントとしての目線で答えられているか、がポイントとなります

日本キャリア開発協会(JCDA)

進み方

  • 初めに短く一言でクライエント(相談者)から面談にきた目的(悩んでいること)の話があり、そこについてキャリアコンサルタントが手を変え品を変え深堀をしていくスタイル

評価項目

  • 主訴・問題の把握:クライエント(相談者)が訴えている問題・キャリアコンサルタントから見たクライエント(相談者)の問題の2つについて把握しているかどうか
  • 具体的展開:キャリアコンサルタント協議会の「展開」と同義
  • 傾聴:キャリアコンサルタント協議会の「態度」の一部と同義
  • 振り返り:キャリアコンサルタント協議会の「自己評価」と同義。専門用語についての解釈も問われる
  • 将来の展望:キャリアコンサルタント資格をどう活かしたいかという質問への返答

論述に関しては、事例記録として纏まっていた方が、読み解き難易度が低く感じた点(口語体でのやりとりだと解釈を誤るリスクがありそう)
面接に関しては、論述試験向け勉強の内容が生かしやすそう(論理的に課題を読み解いていく)、ある程度最初にドバッと話をしてもらった方が課題の発掘がしやすそうと感じた点。

上記から、キャリアコンサルタント協議会での試験を選択しました。

キャリアコンサルティング協議会の実技合格率の平均は62.3%、日本キャリア開発協会(JCDA)の実技合格率の平均は63.6%と、大きな差はないですが、キャリアコンサルティング協議会の方がJCDAより若干合格率が低い傾向がある様です。
試験団体による合格率の差はこちらのサイトで詳しく分析されているので気になる方は見てみてください!

③筆記試験:試験2ヶ月前から毎週土日で4時間/平日早朝15分間の時間をカレンダーで確保

学習習慣をつけて、着実にインプットを伸ばしていく事が重要であると考え、短くても良いからできる限り毎日情報に触れることを心がけました。
基本的には筆者はカレンダーとかtodo表にやるべき事を記載しておき、頭の中は常に空っぽにしておきたいタイプなので、利用しているクラウド型のカレンダーに全部スケジュールを入れて、時間になったらアラームが鳴る設定にして強制的に勉強を行うスタイルでした。

④面接試験:筆記試験終了の次週から1回30分で計6回の時間をカレンダーで確保

とにかくロープレで慣れる事が重要だと考えました。妻に協力をしてもらい(幸い2人ともリモートワークのため平日でも実施可能でした)昼食後の30分とかの隙間時間も活用し、ロープレ & 振り返りに付き合ってもらいました。

(3)(2)に則り、粛々と学習を行い本番を迎える

粛々と記載しつつも、核として選定した書籍がよくなかったというわけではなく、学習する中で「あれも良い」「これも良い」っていうのが色々出てきて、スケジュールは問題なかったんですが、インプットの仕方(順序)とそこに準拠するリソースの選定については大きく課題があったと認識しています。この辺りは後述の章で解説していきます。

面接試験対策について少し言及

筆記試験1発合格に向けた時間の使い方について多く記載していますが、勿論面接試験対策もおざなりにしてはいけません。
後述で記載している書籍ですごく詳しく津田先生が解説いただいているので、ぜひそちらを熟読いただければと思いますが、面接試験は圧倒的に場数がものを言う試験になっています。

前章で、受験者の9割はキャリアコンサルタント養成講習の修了者と記載しましたが、まさにここにポイントがあって、一緒に学習をしていけるメンバーが揃っているので、ロープレ(オブザーバーとしての参加含め)がいくらでもでき場数を踏めると言う点があるからだと思います。

ただ、筆者は独学でサクッとと決めていたので、行ったことは2点です。

  1. 妻への協力依頼(全体必要時間含めてお伝え)
  2. ケースの作成と共有

1.独学の最大のデメリットはロープレをしてくれる相手がいない事です。頭の中でのシミュレーションはできても、相手に合わせて対応を変えて身振り手振りで信頼を勝ち取っていくプロセスは、1人だと経験を蓄積することは絶対にできません。幸い妻が人事担当を過去していたと言うこともあったのと、筆者の活動を応援してくれていたので、快く引き受けてくれました。

2.書籍に記載されている事例を書き起こしして、下記の様な形で3パターンのクライエントのペルソナを設定し、そのペルソナの役割に沿ってロープレを行っていきました。妻には、都度黄色セルの部分について入れ替えていただき、ペルソナが私がわからないように設定をしてもらい、かつどのケースで話をするのかも伏せた形で、ロープレをスタートしてもらうことをお願いしました。

キャリアコンサルタント資格試験の面接試験対策として行った面談ロープレのケース設定の表

面談ロープレは7分に設定し「問題の把握」迄を行えるかに焦点を当てました。
終わった後に言語・非言語・信頼構築・問題整理について、それぞれ評価をしてもらい、修正をしていきました。

  • 言語:話の内容はきちんと伝わってきたか、周りくどい表現や難しい表現はなかったか
  • 非言語:表情や身振り手振り、話のスピードや声の高さなど、違和感は感じなかったか
  • 信頼構築:この人にならもっと自信のことを話しても良いと言う気持ちになれているか
  • 問題整理:クライエントの問題把握がどの程度できているか(事前に書き入れたケースをきちんと把握できているか)

この工程を6回繰り返すことで、本番でもきちんと対応できる状態まで持っていきました。

核としたリソース

キャリアコンサルタント学科/実務試験にサクッと合格する本

キャリアコンサルタント学科試験にサクッと合格する本

キャリアコンサルタント実技試験(論述・面接)にサクッと合格する本

購入の決め手は以下2点です。

  1. 前述の通りキャリアコンサルタント試験は、学科・実技(論述&面接)の2つに構成が分かれており、同じ著者で抱えている本だと漏れなく勉強ができるだろうと考えた点
  2. 「サクッと」と題名に記載されている様に、本資格取得には要点をまとめて勉強すべきであるという著者の思想が筆者の資格取得にあたっての考えと近かった点

行なった勉強法の反省点と課題

早々にリソースを絞ってしまった事で勉強法が視野狭窄になってしまった

前章で記載した書籍が悪い訳ではなく(むしろ書籍としては非常に良いものと思っています)、今回資格取得にあたり、あまり時間をかけずに合格ラインまで持っていきたいという思惑もあった中で、より幅広いチャネルからの情報収集と学習をすることを初手から放棄してしまった点は、すごく勿体無かったなと感じています。

実際に、リソースを絞って学習をし1ヶ月程度経過し、残り期間1ヶ月になった時に学習進捗が良くない事に焦りを感じ始め、そこで初めて過去問に着手しました。

ここがターニングポイントで、まだ1ヶ月あってよかった!
「あれ?今勉強してる理論家のところって全体のボリュームで言うとこれだけしかないの?」
「法律関係とか統計データ関連の出題多くない?全然インプットしてないんだけど。。」

上記のような?が多く出てきて、ここでリソースを絞って学習していた事が仇となっている事に気づきました。

まずは傾向と対策を考えて、そこから自分に合った勉強方法を選定していくべき、そんなところが反省点です。

効率的な勉強法の提案

計画の立て方

まずは傾向と対策を初手にすべき

カッコつけましたけど、要は過去問ですね!

  • キャリアコンサルティング協議会の過去問はこちら
  • 日本キャリア開発協会(JCDA)の過去問はこちら

自身が受験する団体の過去問(法改正や統計データ関連の出題を鑑みて、最新が良いです)をまずは1回時間を測り解いて見てください。

どんな問題が多く出題されているのか・自身が苦手な領域はどういったところなのか、こういった点を分析し、どの様なリソースを用いて課題対策を行なっていくのかを、そのタイミングで考えていくと良いかと思います。

自分にとって最適な学習方法はその後に策定すると良い

筆者の場合、2024年時点での主業務の関係上、労働法まわりについては比較的インプットが出来ていた一方で、統計データ関連の認識が弱かったので、そこを深めていく事と、理論家および理論の情報をぶつ切りでインプットしてしまっていて他理論や思想との繋がりが理解できていなかったので、キャリアコンサルタントの起源を含めた時間軸での理論および理論家についてのインプットを行なっていく必要があると感じました。

なので、初めて過去問を実施して以降は、過去問の正誤をベースに、そこを深堀・定着させていく学習方法に切り替えていきました。流れとしては以下のイメージです。

↓ 過去問を早い時間(60分 ※実際の試験時間は100分)で解く
↓ 間違えたところ・適当に答えて当たったところ を徹底的に深堀り(法律・統計データ・理論および理論家とその起源)
↓ 深堀した内容が定着する様に、ITツールを活用して自分用の問題集を構築
↓ 移動時間では一問一答形式のYouTubeや自分用問題集をひたすら回答し、つまづいたポイントは再度学習
↓ 違う過去問を早い時間(60分 ※実際の試験時間は100分)で解く ※以降繰り返し

上記を行うことで過去問の点数もどんどん上がっていき、理解の幅も拡がっていき応用が効くようになるという好循環になっていきました。
尚、各試験団体は過去問を3回分しか公開していないので、より多くの過去問を解きたい方は下記に記載のサイトを活用すると良いかと思います!

面接試験は場数!ロープレの数をこなして自分の癖を把握し改善を図るべし

前章で説明した流れが良いと思っています!是非ご参考ください!

おすすめの教材とリソース

本だけではなく、様々なメディアやテクノロジーを活用しながら学習を進めていくのがより効率的です!下記はあくまで筆者にとってフィット感が高かったリソースですが、何故フィットしたのかという点も含めてまとめているので、同じ傾向が出た方は、是非ご活用ください!

You tube

ジャン・一のキャリコン研究所
キャリコン総研®(キャリアコンサルティング総研㍿)/キャリアコンサルタント試験対策&実務
キャリコン・シーオー キャリアコンサルティング キャリアコンサルタント

それぞれ決め手(使い道)について記載していきます。

①ジャン・一のキャリコン研究所

学科試験向けの、暗記時間がないにしたい簡単な復習用として活用してください!

  1. 学科試験一問一答の動画が数多く用意されており、移動時間に流し読みをするだけでも、理論家の名前やその理論家にひもづく理論や思考についてのインプットが進みます
  2. 声(男性の低い声)が非常に聞きやすく、スピード感も落ち着いており、安心感を得られながら勉強を進めることができます
②キャリコン総研®(キャリアコンサルティング総研㍿)/キャリアコンサルタント試験対策&実務

学科試験向けの、法改正・統計データ関連のインプット用として活用してください!

  • 学科試験で多くの割合を占める労働関連の法律系の話や、統計データ系のの話について、厚生労働省らが出しているレポートについて細かく解説をしているので、丸暗記ではなく背景含めて理解が進みます
③キャリコン・シーオー キャリアコンサルティング キャリアコンサルタント

実技試験向けの、試験の場での求められるスタンスやコミュニケーション・合格基準についてインプットする用として活用してください!(おすすめした書籍の著者でもあります。たまたま行きつきました)

  • 合格するための情報ではあるが、合格した後のキャリアコンサルタントとしての活動に目線を上げた上での説明が非常に分かりやすく、どのようなスタンスで臨むべきかがかなりクリアになる
Webサイト

キャリコンスタディ
みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験

こちらもそれぞれ決め手(使い道)について記載していきます。

①キャリコンスタディ

学科試験向けの、今日のキャリアコンサルティングを形成する迄の複合的視点でのインプット用として活用してください!

  • 理論と理論、理論家と理論家の繋がりについて細かく記載されており、「この理論の起源はこの理論家の△△の考えがあるんだ」ということが、一問一答形式や理論家ベースで語られている書籍には載っておらず、時系列でのインプットが進まないのが課題だが、このサイトではそこまで言及をしているので、理論を束として考えやすい
②みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験

学科試験向けの、過去問の解説インプット用として活用してください!

  • キャリアコンサルティング協議会(CCC)、日本キャリア開発協会(JCDA)のHPそれぞれに過去問3回分と正答は用意されていますが、3回分以外の問題や正答、あとは何故その正答なのかという解説は載っていないため、問題を背景から含めて理解してインプットしていくのにお勧め(過去3回分以外の問題を確認するためには¥7,000の有料会員になる必要があります ※2024/09/13時点)
ITサービス
learning BOX

自分専用の問題・解答集を作る学習ツールとして活用してください!

  • 様々な形式での問題を出題(択一式・複数選択式・順番選択式・穴埋め式 等)する事ができ、また解説も自由に記載できるため、インプットした内容をそのまま問題にするなどで、記憶への定着を加速させることができます

3. キャリアコンサルタント資格の取得に必要な費用は

お金マーク

受験に必要な必要

試験構成の段でも記載しておりますが、学科試験受験料が¥8,900、実技試験受験料が¥29,900の計¥38,800です。
各試験団体でエントリー方法は異なりますが、HP経由でエントリーをして指定期日までに振り込みを行えれば、後日試験団体から試験受験票が送付されてきます。

筆者は上記のみですが、受験資格の2,3に該当しない方はキャリアコンサルタント養成講習を修了する必要があるので、凡そ別途¥300,000〜¥350,000程度掛かってきます。わかりやすい比較サイトがあったので共有します!

また、キャリコレというサービスでは、講座受講前の体験レッスン・無料相談等もある、キャリアコンサルタント資格取得を目指す方向けの総合相談サービスなので、プロに話を聞いてみたい方は相談してみても良いかもしれません。

今なら、専門実践教育訓練給付金(厚生労働省)と言う、最大学費の70%が支給される給付金制度が存在(対象講座のみ)するので、合わせて情報収集してみると良いかと思います。

資格登録に必要な費用

キャリアコンサルタントの登録申請が必要になります。この登録手数料が¥8,000、そして登録免許税という収入印紙代が¥9,000の計¥17,000が必ずかかってきます。

合格後まで考えると、必ずかかる金額は¥55,800、勉強リソースを有料で確保するところまで考えると、¥60,000程度
講習受講が必要な方は、Totalで¥350,000〜¥400,000程度をみておくと良さそうです


以上、キャリアコンサルタント資格取得の為に取るべき勉強法と必要な費用についてまとめてきました。

資格取得が目的になってしまうと、資格取得までの学習が意味をなさなくなってしまうので勿体ないですが、一方で資格が取得できない事には立てないステージがあるのも確かです。筆者的には、「まずはステージに立ち、そこで違いを生み出すように更なる研鑽を積む」と言うのもありだなと思い、今回取得するに至りました。

こんな考えに至ったのも、社会の中で活きる強い個にならないといけない時代が来るという筆者自身の確信からでした。その辺りにご関心ある方は、是非以下記事も参考にしてみてください!

何かこの記事を見ていただいた方のキャリア形成の一助になるような情報がお伝え出来ていれば嬉しいです。


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