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“価値観”と”価値”の関係から採用活動を考察する

筆者 :

( プロフィール )


価値観は人それぞれ

筆者は是迄、マンション起業のスタートアップに4番目入社したり、東証プライム市場の会社で就業したりと、様々な企業フェーズの企業合計4社で経験を積んできました。

当然酸いも甘いも経験してきたわけですが、私がこれまでのキャリアの中で多くの時間を向き合ってきた「採用活動」に焦点を当てて、お話をしたいなと思っています。キャリア開発や転職活動における準備の一助になれば嬉しいです!

本記事では、物の価値を例に、組織における価値観と価値の関係性について考察し、採用シーンにどの様に繋がっているのかをまとめたので、共有いたします。

satoaki

▼筆者プロフィール▼(

スタートアップ〜上場企業まで、様々な事業/組織フェーズの企業で、ヒト(人事・採用支援・研修コンサル)とコト(営業企画・マーケ・内勤営業・新規営業・既存営業 等)両面で経験を積む
現職はIT企業の内勤営業部門責任者として15名程度のマネジメントに携わった後、経営企画として担当領域の戦略検討とKPI管理を担当

2020年3月に個人事業主として開業(現職と兼業中)、コンサル企業/研修企業/医療サービス運営企業等で、事業推進・組織開発・運営支援(メンタリング・コーチング)等のミッションを担う

国家資格 キャリアコンサルタント

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1. 物の価値について考える

突然ですが、皆さん自分の好きな物とか拘っている物・事ってありますよね?
で、その拘りとか好きとかって、当たり前ですけど人によって違いますよね!

例えば、バイオリン。

バイオリン

バイオリンへの愛が違うAさんとBさん

楽をこよなく愛し、音大にも入りバイオリンの練習を行い、ついにプロになれそうだと言うAさん。
一方で、音楽に興味のないBさん。

名器ストラディバリウスが、2人の元にとあるルートを使って特別に手に入ることになりました。もちろん値段はそれなりです。

どうでしょう?

Aさんは、値段にもよるかもしれませんが、是非買いたいですよね?
一方でBさんは、興味も示しませんよね。

もう1つ例を挙げましょう、ラーメンです。

ラーメン

ラーメンへの拘りが違うAさんとBさん

★店のラーメンがこよなく好きなAさんと、ラーメンは好きだけど★店のラーメン自体には拘りがないBさん。

★店のラーメンがインターネットで買える様になりました。ただ、値段は20%UPです。
Aさんは★店に通うのに2時間かかり、どうしても2ヶ月に1度程度しかいけません。

どうでしょう?

Aさんはインターネットで20%UPになった★店のラーメン、買いますよね?
一方でBさんは、ラーメンだったらなんでも良いので、地元の安いラーメン屋さんに入って、★店のラーメンに対しては「高いな」で買いませんよね。

2つの事例を纏めます(めっちゃ当然の事を言います)

人によって、物に対して感じる価値は相対的に異なる

1. 人によって、好き嫌いが変わる
2. 人によって、好きな物でも払える金額って変わる

で!!!
言いたいのって、これって働くってことに関しても全く同じだなって思ったんです。


2. “働く”の価値について考える

組織(チーム)によって、良いなと思う人って変わる

個々人が持っている能力というのでよく私が活用をするのは、パフォーマンスピラミッドです。実際に前職の採用プロセス設計においても、このフレームを元に求める人物要件を言語化していました。

パフォーマンスピラミッド

成果 = スタンス × ポテンシャル × スキル × 行動

上記構図です。ただ、組織(チーム)によって、求められるスタンス・スキル・行動って当然変わってきますよね?となれば、絶対的に「この人はスキルが高いから是非採用したい」と言うのは起こり得ないと思うんです。

『この人は、ここのこう言う考え(スタンス)・経験(スキル)が僕たちの〇〇のところにマッチしているから、是非採用したい

これですよね?
つまり、組織(チーム)事に良いなと思う人って変わるってことだと思います。

また、それは個人にとっても同じことだと思います。

基本的に、共感できないミッションとか企業理念を掲げていない組織(チーム)ってほとんどないと思います。(少なからず、筆者は出会ったことがないです)。
ポイントって、そのミッションや企業理念が”自分にとって”良いかよくないかと言う話ですよね。で、そこに絶対的な良し悪しはないと。

なので、個人にとっても組織(チーム)の良し悪しが違うってことだと思います。

組織(チーム)によって、その人に払える対価って変わる

価値って人の価値観によって変わるってことだと思ったんです。
ラーメンの例であげましたけど、Aさんは20%UPでも買うし、Bさんは買わない。つまり、組織(チーム)においても同じことが言えると思います。

例①

★社のオファーです。
△というミッションを掲げ、通信事業を展開している企業です。
●という役割期待に対して500万円の報酬を提示する事ができます。

Aさんは、△のミッションが個人として実現したいビジョンと親和性を感じており、500万円のオファーに高い魅力を感じ入社しました。
Bさんは、●と言う役割期待にどんぴしゃりですが、●をこなすために500万円の報酬では不足感を感じており、他社に就職しました。

 役割期待と報酬のバランスから価値観を考える

例②

Aさんへのオファーです。
今まで3社で経験を積み、人事領域のスペシャリストです。
現年収は800万円で、同等以上の金額を担保できる企業での就業を臨んでいます。

B社は大手企業で資金的に余裕があります。彼の価値観や能力であれば周りのメンバーとの比較をして十分希望のオファーを提示できるので、人事領域のスペシャリストとしてのポジションを800万円で用意しました。
C社はスタートアップ企業で資金的な余裕はありません。また、彼の価値観や能力であれば他メンバーとの兼ね合いで、500万円のオファーしか用意できませんでした。

Aさんは、B社であれば自分のやりたいことと報酬を同時実現できると感じ、B社への転職を決意しました。

 役割期待と自身の価値観から報酬を考える

どうでしょう、どちらも違和感ないですよね?

例①で、Bさんのために会社ミッションや事業を変えて500万円できてもらえる様にする
例②で、Aさんが前職で800万円もらっていたから、C社はそれに合わせて800万円以上のオファーを提示する

上記の様なことが起こっちゃうと、よくわからないことになっちゃいますよね?

でも!
残念ながら日本企業の中で、上記の様なことって結構起こっちゃってるんです。。
入社後のGAPとかトラブルは結構ここを起点に生じていることも多く、採用シーンにおいての大きな課題と捉えて良いと思います。

纏めです。

同じ価値観の人達を集うのが採用活動であると捉えられる

✔︎ 1人1人価値観って違うよね
✔︎ 価値観が違うってことは、何に対してどんな価値を感じるかって違うよね
✔︎ ということは、価値を提示することで同じ価値観の人たちを集うアプローチってあるよね


組織における価値観と価値の関係性や採用シーンにおける考え方の転換を共有していきました。裏を返すと、転職活動をする人は、自身の価値観をきちんと言語化しておく必要があるとも言えます。

この辺り、転職活動を始めるにあたっての重要な準備事項として記事を纏めていますので、興味がある方は是非ご一読ください。

何かこの記事を見ていただいた方の転職活動の一助になるような情報がお伝え出来ていれば嬉しいです。


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