
筆者は是迄、マンション起業のスタートアップに4番目入社したり、東証プライム市場の会社で就業したりと、様々な企業フェーズの企業合計4社で経験を積んできました。 当然酸いも甘いも経験してきたわけですが、私がこれまでのキャリアの中で多くの時間を向き合ってきたのが「転職活動」な訳です。
「転職活動を始める時に行うべき3つの事」の中で、『転職活動においての軸(優先順位)をつくる』こと、『軸を作る基になる地震の価値観を言語化すべし』と記載をしましたが、本記事ではその軸の作り方について説明をしていきます。

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価値観の言語化と軸づくりの為のアクションとして、まずは動き出しをして、自身の仮説や想いを固めていくというプロセスを踏むことをお勧めします。転職会議は、国内最大級約375万件の転職口コミ情報を記載しており、情報収集にぴったりのサービスです。ビズリーチは、国内最大級の、採用企業から直接スカウトが届くダイレクトリクルーティングをサポートする転職サイトで、自身の可能性や経歴・スキルの客観的な強みを、届いたスカウトを通じて把握する事が可能となります。
目次
1. 自身の価値観をまとめていく為のマトリックス

一般的には、自身が将来的になりたい事・やりたい事という所謂”夢”と呼ばれる物が、広く認知されているWILLに該当するかと思います。
ただ、それだけではなく、将来はどうなりたいかだけでなく、どう”在りたいのか“という観点で自分自身を捉えていく事もWILLになってきます。『自分自身に嘘をつかない様な人間であり続けたいな』とか、『弱き人を助け続けられる自分で在りたいな』とか。
でも、ここでも価値観をまとめていく為にはまだ片手落ちかなって思ってます。
もう少し日々の出来事や過去の実体験に落とし込みながら、自身と向き合っていきたいところです。
イメージとしては、なりたい・やりたい・在りたいって一方方向ではなく、双方向に伸びている考え方として捉えてもらえればと。

なりたい・やりたい・在りたいの逆側に、「こうはなりたくない・やりたくない」「こうは在りたくない」が伸びてきます。
尊敬できない社会人の振る舞いや、自分がお客様や社内の人にやってしまったけどとても後悔している事であったり、そういったことをきちんと言語化していくのです。
そうすることで、自身の価値観を言語化していくとっかかりになるのです。
自分の将来やキャリアの事を考えたときに、やりたいこと・やりたくないことっていうのは結構イメージしやすいと思うんですけど、こう在りたくないとかこう在りたいみたいな話って、結構すみに追いやられがちで、ここを考えてみてもいいと思っています。
よく、「3年後どうなりたいの?」みたいな話を会社の先輩とか上司に言われてマウントを取られたりすることあると思うんですけど、私は別に無くていいと思います!あなたはあるんですか?って聞き返してやりたい位です。
ただ、”在りたい・在りたくない・なりたくない”っていうのは誰にでもあるので、そこから自分の価値観を育てていくイメージをもってもらえればなと。
言葉を整理すると、自身の価値観をまとめていく為のマトリックスは以下になります。
自身の価値観をまとめていく為のマトリックス
なりたい・やりたい = Will Do(達成目標)
└ 夢、野望 等
在りたい = Will Be(状態目標)
├ 守りたいもの、壊したくないもの(人間関係、家族との時間 等)
└ 貫きたいもの(信念、スタンス 等)
なりたくない・やりたくない = Will Never Do
在りたくない = Will Never Be
「あなたは何が満たされれば幸せですか?」を起点に考えていくと良いと思います。
後は、過去の原体験から遡って考えていくというのもお勧めです。筆者自身の価値観を言語化していく上での原体験について纏めた記事があるので、興味があればご一読ください。
2. 転職活動の軸をつくる為に、企業の要素を4つに分解し考える
結論ですが、企業の魅力を捉える4Pのフレームを用いるのが、わかりやすいと思っていますのでお薦めです。

企業の魅力を捉える4Pとは?
企業(組織)を以下の4つのかたまりで考えます。
(1) Philosophy(理念・目的)
(2) Profession(仕事・事業)
(3) People(人材・風土)
(4) Privilege(特権・待遇)
上記を見てお気づきかと思いますが、4つのかたまりの頭文字Pをとって”企業の魅力を捉える4P”ということになります。
(1) Philosophy(理念・目的)
企業によって言葉は変わりますが、経営理念・ミッション・ビジョンと呼ばれるような、”なんのために経営をしているのか”という、その組織体の根源や最上位概念になります。
良い悪いではなく、企業によってはここを非常に重要視している会社もあれば、名ばかりの会社もあると思います。
ただ、最近は日本の経済成長の鈍化や少子高齢化の加速に伴い、終身雇用制度の撤廃や副業の推進など、”働き方”について多くの変化が出てきました。その中で、“会社と言う器を通して、どの様に社会に価値貢献をすべきか”ということについて重要視する方が多くなってきている様に感じます。
(2) Profession(仕事・事業)
これは書いて字の如しですね。誰に・どんな価値を・どんな仕組みで提供している会社なのか。そしてその事業にどの様な役割で携わるのかという、具体的な価値創造活動のことを指している言葉になります。
外資系企業の求人票では、ここへの言及が事細かに書かれていますね。逆に歴史のある日経企業では”総合職”という名のもの、携わる事業や業務のことへはほとんど言及がないような求人票もあります。
これは、雇用に対しての考え方の違いなんですが、先程のPhilosophyの段でも言及しましたが、”働き方”について大きな変化が生まれている現在においては、今後は雇用に関して企業と人がフラットな関係になっていることになるので、より重要な要素になっていく領域かなと思います。
(3) People(人材・風土)
ここは、いくつかの角度から考えることができるんですが、シンプルにいうと”どんな人と働きたいですか?“なんですが、特定の個人のことを指すケースと組織全体のことを指すケースがあるかなと思います。
特定の個人は、優秀な人材や憧れの先輩・上司と一緒に働きたいということですね。
組織全体は、企業が醸し出している雰囲気=風土ということになります。後は行動指針・バリューといった言葉をつかう企業もあります。ただ、ちょっと風土と行動指針は違うかなとも思っていて、風土は非公式なもの・行動指針は公式なものです。そう考えると、行動指針やバリューはPhilosophyと考えても良いかもしれません(なので、組織としてPhilosophyを重要視してるかどうかが、この行動指針やバリューという項目にも当てはまるかなと)。
(4) Privilege(特権・待遇)
特権というのが少しわかりにくいですが、在籍することで得られるメリットになりますので、福利厚生や制度面での就業サポートといったようなこともそうですし、就業場所や就業時間、オフィス環境といったようなものもここの特権の中に含まれます。待遇は≒報酬(給与)ですね。
IT系の企業やスタートアップなんかは、この辺りの”特権”の見せ方が上手ですよね。積極的に広報で就業環境をオープンにしたり、エンジニアに向けてアピールをしたり。こんな環境だったら仕事しやすいだろうなあっていう感情を積極的に演出しているように感じます。
さあ、4つのPについて説明をしてきました。
このフレームを使って軸を作っていく訳なんですが、“事実から考える“を実践できれば良いかなと思っています。
軸作りは”事実”から考える
1. 興味のある求人を数件ピックアップ
2. 求人を4つのPのフレームに分解
3. 分解した求人数件を見比べて共通点を見つける
4. 共通点の多い項目を優先順位が高い(軸候補)要素と仮説立てする
5. 軸候補で求人を探してみて、仮説を検証する
上記の様な流れで軸を探してみるのはどうでしょう?
ポイントは、最初のピックアップの時には本能的・直感的に求人を選ぶことかと思います。下手に最初からフレームに当てはめて考えようとしても慣れていないと難しいと思うので、”事実から考える”を行っていきましょう!
という事で、転職活動を始める時に行うべき3つの事への追加記事は以上となります。
ここの軸が立ちさえすれば、実際に転職活動でいろんな会社の方からもらった質問にも、思考が通っているので自分の考えを伝えることができるはずです。
その考えが浅かったり・自分が本当に思っていることと違かったりすれば、その場や振り返りで修正すれば良いので、大きな問題ではありません。
問題は、自分なりに考えないで転職活動に臨んでしまうことですね!
実際に転職活動を行うか悩んでいる方は、是非こちらも一読いただき、活動の参考にしていただければと思います。
何かこの記事を見ていただいた方の転職活動の一助になるような情報がお伝え出来ていれば嬉しいです。




